1984-03-21 第101回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号
その他、例えば道路交通法自体におきましても、歩行者が酒を飲んで泥酔して交通に著しく危険を及ぼすというふうな場合には、歩行者自体も処罰されるという規定もございます。それから、その他の特別法で、酒に酔って公衆に著しく迷惑をかけるというふうな特定の行為が処罰される場合もございます。
その他、例えば道路交通法自体におきましても、歩行者が酒を飲んで泥酔して交通に著しく危険を及ぼすというふうな場合には、歩行者自体も処罰されるという規定もございます。それから、その他の特別法で、酒に酔って公衆に著しく迷惑をかけるというふうな特定の行為が処罰される場合もございます。
だから、まじめに信号を守ったり、あるいは一方通行を守って歩いたり、歩行者自体が交通規則を守っていくということがだんだん薄れてきている。それだけよけい交通事故犯につながる内容をはらんできているのじゃないか。広い意味で申し上げれば、そういうことが非常に多くなってきておる。
まあしかし、今日の交通事故の中でやはり四%余りというものが、明らかに、事件の処理されました結果、歩行者自体に責任があるということが出ておりまするし、ことに子供や老人がたいへん、この安全週間に入りましても三分の一の全事故件数のウエートを占めております。たいへん痛ましいことでございますから、この弱い者をまず守る。
やはり歩行者自体といたしましても、できるだけ努力をしてもらいたい、かような意味におきましてこの規定ができておるのでありまして、できるだけ事故を防止したいという趣旨でございます。
これは対面交通とその前の背面交通とのどちらが危険性が少ないかという点でございますが、背面交通の場合は車の側に歩行者の安全をまかせるということになるわけでございますが、対面でございますと歩行者自体が車のほうを見ることができるということでございますので、背面のような車にのみ責任といいますか、歩行者自体は全く受け身にしか危険防止ができないという、これをやめまして対面交通にしたわけでございます。
私どもはいわゆる混合交通を分離交通にして——特に歩行者の事故等があるということは、やはり歩行者自体、あるいは自動車の運転者自体の問題ではありますけれども、それもやはり施設的に解決していくというのが私は第一義でなければならないということで、安全施設の充実ということについて、道路の問題については強く建設省に対して要望をいたしている次第でございます。
また、歩行者自体についての取り締まりの問題でございますが、歩行者には、正常な歩行方法ということを示しておきますが、一部の悪質な者以外は、正しい歩行方法というものを規定し、これに対して法律を尊重するという気持からこれを守ることを期待して、直ちには罰則をつけないということにいたしておりまして、ただ、警察官が、正しくない歩行をしている者に対して、正しい歩行をすべきことを指示した場合に、これに違反したときに
車馬の事故以外歩行者の事故が多いようで、こういう点は歩行者自体が踏切りに至つたとき、自発的に歩行を停止してこれに協力するような習慣を持つならば、非常に事故が防止されると思う。この点現在の取締法は車馬だけを制限いたしておるが、歩行者もやはりこれに準じて行かねばならぬと考えます。これに対する御当局のお考えを、ちよつと伺いたいと思います。